男子テニスの国際大会「香港オープン」が2024年12月29日から25年1月5日に開催された。大会最終日となった1月5日は、シングルス決勝で日本の錦織圭とフランスのアレクサンドル・ミュレ(同67位)が対戦した。元世界ランキング4位で現在は同106位の錦織は香港オープンへはこれが初出場。2019年のブリスベン国際以来となるツアー優勝が期待されていたが、セットカウント1対2でミュレに敗れた。スコアは6対2、1対6、3対6という逆転負けを喫した。準決勝で対戦相手の中国の商竣程(同50位)が体調不良のため途中棄権し、錦織は決勝へと進んだものの約6年半ぶりのツアー優勝は成らず、準優勝となった。しかし、1月6日発表予定の最新の世界ランキングでは順位が70番代へと大きく上がるものとみられている。錦織は今後、1月12日開幕の全豪オープンに出場予定という。(写真・Elite Step Asia Limited /中国香港網球総会)


日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。