中華電力(CLP POWER)は2月22日、2020年の香港の電力業務における営業成績を発表した。同日付香港各紙によると、営業利益は前年比5・0%増の78億1800万ドルに上った。しかし新型コロナウイルス感染拡大が経済活動に影響したため、同社が販売した電力の使用量は前年比0・9%減の339億6000万ユニットだった。電気使用量は商業用途で前年比5・2%減少、インフラおよび公共サービス用途で同4・5%減少。一方、テレワーク導入や外出自粛が続いたことに加え昨夏が猛暑だったことから、住宅用途での使用量は同9・0%増加し、103億ユニット近くに上った。また、20年の契約者数は19年の264万世帯から267万世帯へと増加した。同社によると、昨年国際燃料価格が下がったことから、今年は基本料金は値上げしない考えという。

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