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香港―社会

テントで大麻栽培、19歳の男を逮捕

10月14日、室内で大麻草を栽培していた学生が逮捕された。10月15日付香港各紙によると、香港税関は先ごろ観塘の工業ビルで大麻草が栽培されているとの情報をキャッチ。14日に部屋の借主である男(19歳)の所持品を調べたところ少量の大麻製品が発見されたため、家宅捜索を行った。そして室内に張られたテントの中から大麻草7株とともに大麻製品やLSD、ケタミンなどの毒物が見つかった。当局は男が借りている別の部屋からもテント内で育てられていた大麻草9株を発見。栽培に必要な照明や栄養剤なども見つかった。大麻独特の異臭から発覚しないように、部屋には換気システムが設置されていたという。押収品された大麻草16株は約3キロで、市価約69万ドルに相当。大麻製品は約533グラムで、市価12万5000ドルに相当する。現場となった部屋の広さは100平方フィートで、家賃は約5000ドル。当局では、大麻草は2~3カ月で成長し、1株から200~300グラムの大麻が収穫できることから、こうした狭い部屋で栽培すれば利益率は良いと指摘する。容疑者は半年ほど前からこの部屋を栽培場兼ドラッグの使用場所として使っていたものとみられる。

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