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香港―政治

デモ隊が台湾に庇護求めて冷遇

香港大専学界国際事務代表団は12月3日、台湾を訪問した。5日付香港各紙によると、代表団は現地で記者会見を開き、台湾当局に「難民法」を施行し香港のデモ隊に政治庇護を提供するよう呼びかけた。

代表団は各大学の学生会と香港独立組織の学生動源が組織したもので、時代力量の徐永明氏の立ち会いで記者会見を行った。蔡英文政権に「難民法」の施行と香港マカオ条例の改正などを求め、香港のデモ隊が台湾で政治庇護を求めた際の支援システムのルートを明確に提供するよう呼びかけた。ただし記者会見場はひっそりとしたムードで、台湾の官僚はだれも出席していなかった。

9月に香港衆志の黄之鋒・秘書長や立法会議員の朱凱迪氏らが先に台湾に赴いた際も蔡総統に「難民法」を施行しデモ隊への政治庇護を求めたが、「台湾当局と民衆は香港の暴徒は受け入れないと表明している」として冷淡な態度を示していた。

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