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香港―政治

デモ隊に監禁された記者が昨年死去

2019年に香港国際空港で発生した集会でデモ隊の襲撃を受けた『環球時報』の付国豪・元記者が1年前に死去していたことが分かった。11月18日付香港各紙によると、17日午後7時半に付氏の父親がSNSにメッセージを掲載し「著名愛国愛港記者の付国豪は西暦2021年10月25日夜、病気により死去した。享年30歳。英雄記者・付国豪の遺骨は西暦2022年5月に天津憩園に安置され、墓碑には『無限追息』の4文字が刻まれた」と発表した。付氏の父親は中国紙『頂端新聞』のインタビューを受け「息子は離職後、家族とともに抑うつ症と戦っていた。しかし21年10月に帰らぬ人となり、追悼会を行うかどうかは決まっていない」と述べた。父親は付氏が19年に中国本土に戻った後に多大なストレスを抱えていたと話しており、抑うつ症による不正常な死亡であることが疑われる。

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