あるデモ組織は国慶節(建国記念日)と中秋節に当たる10月1日に「月夕行動」と銘打ち、攻撃性のある武器を使って警官を襲撃することを呼びかけている。9月28日の香港メディアによると、デモ隊メンバーらはテレグラムで今回の行動を「最後の一戦」「全力出撃」と形容。当日はデモ参加者らが銃、刀、弓矢などの攻撃性武器をブラックマーケットで購入して警官を標的に攻撃することを扇動している。民間人権陣線と「月夕行動」による呼びかけでわずか数日の間にテレグラムの討論区には約800人の自称「勇武」のネットユーザーが加入した。「月夕行動」の責任者は「月夕行動はデモ行進ではなく平和集会でもない」と表明し、暗に暴力行為や犯罪を行うことを示している。あるメンバーは7月1日に天后で警官が刺された事件を自身のチームでまねることを表明し、他のメンバーも賛同しているほか、ブラックマーケットで銃や弓矢を購入する方法があると指摘している。

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