行政会議メンバーの林正財氏は2月6日、香港電台(RTHK)の番組に出演し、中国本土から香港への物資の供給に影響は出ていないと表明した。
同日のRTHKニュースによると、林氏は8日からの強制隔離措置について、中国本土と香港との間で貨物を輸送する貨車の運転士にはルートを残すはずとして「出入境を封鎖しても貨物通関は封鎖しない」と述べた。
市民がトイレットペーパーなどを買いだめしていることに対しては「香港は自由経済都市だり、政府はこれまでトイレットペーパー、野菜、肉類などの供給に関与したことはない。これら商品のサプライチェーンはこれまで途絶えたことはない」と強調した。
トイレットペーパーやティッシュペーパーなどを生産する維達国際は、本土の政府ガイドラインに沿って同社工場が今週または来週に稼働を再開し、生産停止の計画はないと表明した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。