特区政府食物安全中心(CFS)は11月11日、ドイツ最北端シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のセーゲベルク地区からの家禽類の肉および生産品の輸入を禁止すると発表した。同日付政府公報によると、先ごろ国際獣疫事務局(OIE)から同地でH5N8型鳥インフルエンザが流行しているとの通報を受けた。CFSではすでに香港の業者に同地からの鶏肉などの家禽類の肉およびその卵を含む生産品の輸入を一時停止するよう通達している。当局の資料によれば、今年1~9月にドイツから輸入された家禽類の冷凍肉は約2500トン、卵は88万個に上るという。

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