特区政府が発注したドイツのバイオNテックによる新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの第1陣が早ければ2月27日朝に香港に到着するもようだ。25日の香港メディアによると、政府は24日、復星医薬からバイオNテックと共同開発したワクチンが24日にドイツから出荷できず、25日には香港に到着しないことが通達されたと発表した。ワクチンの輸出手続きが完了していないためだが、欧州連合(EU)のワクチン輸出規制とは関係ないと説明した。復星は香港に供給される100万本のワクチンは製造工程を完了し、安全性と品質のテストに無事合格したことを確認。ドイツから2便のフライトに分けて香港に届けられる予定だ。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。