マカオ特区政府は３月２４日、バイオNテックの新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）ワクチンについて代理店から一部包装瑕疵があるとの通知を受けたとして、同ワクチンの接種を即日中止と発表した。同日の香港メディアによると、マカオ新型コロナウイルス感染症対策調整センターは、ドイツのバイオNテックが製造したmRNAワクチンは追って通知があるまで接種を中断すると発表。マカオ当局は復星実業（香港）有限公司から今年６月まで有効なドイツのバイオNテック製のmRNAワクチンの該当ロットのキャップ包装に欠陥があることが最近になって判明したと書面による通知を受けた。マカオ当局はワクチン接種の安全性を確保するためと強調し、調査が完了するまで同ワクチンの接種を停止することが賢明であると述べた。一方、香港の衛生当局もドイツから香港に到着したワクチンに包装瑕疵があるとの通知を受け、バイオNテックのワクチンの接種を急きょ停止すると発表した。
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