44歳の女性が5月21日に広華医院に運ばれた後に死亡したが、死亡する9日前にバイオNテックの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンを接種(2回目)していたことが分かった。6月1日の香港メディアによると、新型コロナウイルス・ワクチン臨床事件評価専門家委員会はこの件について、臨床資料と初歩的な解剖で発見された死因は虚血性心疾患で、初歩的にはワクチン接種と関係ないとの見方を示した。専門家委員会は衛生署が5月17~30日の間、ワクチン接種後に顔面まひを引き起こした疑いのある報告を14件受けたことを明らかにした。年齢は27~76歳で、うち4人が科興生物のワクチン、10人がバイオNテックのワクチンを接種した。また同委員会は1日からワクチン接種と潜在的な関連のある死亡案件だけ発表することを決定した。

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