日本人にも人気のドライマンゴーはお土産としても定番となっているが、先ごろ香港で市販されているドライマンゴーに金属が含まれていることが分かり、当局が注意を促している。政府食物安全中心(センター・オブ・フード・セーフティー=CFS)は12月24日、フィリピン産のドライマンゴーに鉛が含まれていると発表、食べないように呼び掛けている。同日付政府公報によると、問題の製品は「FPD Food International, INC.」が生産している「7D」ブランドの「Dried Mangoes」で、「HKTV Mall」で販売されていた。1袋の内容量は200グラム、賞味期限が2021年4月15日となっているものだ。CFSでは先ごろ、通常の食物監測の一環でサンプル検査を行い、同製品の鉛含有量が100万分の1・58であることが分かった。この含有量は健康被害を引き起こすリスクがあるとして、販売中止および回収を指示したという。販売店では使用および食用しないよう呼び掛けるとともにホットライン(3145ー6368)を設置し問い合わせに対応している。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。