スポーツ用品チェーンのナイキはセントラルの盈置大厦にある旗艦店を賃貸契約を打ち切った。8月26日付香港各紙によると、同店舗は2フロアで面積約6000平方フィート。オーナーはこれまでの契約から40%も引き下げた月50万ドルの賃貸料を提示したものの、ナイキは契約更新に応じなかった。セントラルでは多くの大型店舗が撤退しているため、賃貸料が月100万ドル以上の物件は次々と消滅している。ナイキの同店舗はすでに営業を停止し、中では撤去作業が始まっている。ナイキは2014年の「セントラル占拠行動」が始まる前にセントラル旗艦店を万年大厦から同店舗に移転した。同店舗は12~13年が賃貸料のピークで月160万ドルだった。オーナーが最近提示した賃貸料はピーク時に比べ68%引き下げられている。
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