1999年に香港社会を震撼させた「ハローキティ死体遺棄事件」の被告の1人が、今度は10歳の少女へのわいせつ行為で逮捕された。99年の事件とは、虐待を受け亡くなった23歳の女性の遺体がバラバラにされ、頭部がハローキティのぬいぐるみの頭部の中に隠されたという残忍な事件で、有罪が確定した犯人3人はいずれも禁固刑となった。今回起訴されたのはそのうちの1人で当時、故殺、不法監禁、合法的な埋葬を阻止した容疑で終身刑が言い渡されたものの、上訴が認められて2004年に禁固18年が確定した。現在48歳の被告は刑期を終えすでに出所していたが、昨年友人の10歳の娘にマッサージをしてあげるという口実で衣服の中に手を入れ乳房を触ったことから、わいせつ罪で起訴されたという。8月15日に西九龍裁判法院で行われた裁判ではわいせつ罪が確定し、禁固1年が言い渡された。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。