ハンセン指数の構成銘柄見直しの最新結果が明らかになった。8月19日付香港各紙によると、ハンセン指数の構成銘柄であるデベロッパーの碧桂園(2007)は昨今の債務危機によって時価総額は今年のピーク時に比べて累計700億ドル余り蒸発し、わずか約210億ドルとなった。このため今年5月にハンセン中国企業指数から除外されたのに続きハンセン指数からも除外されることとなった。系列の碧桂園服務(6098)はハンセン指数構成銘柄にとどまるが、ハンセン中国企業指数からは除外される。ハンセン指数には新たに国薬控股(1099)が加わり、構成銘柄数は80銘柄を維持する。すべての構成銘柄の変更は9月4日に発効する。碧桂園の18日の終値は0.76ドルで、今年の最高値である3.3ドルから77%の下落。時価総額は累計で705億ドル減少し210億500万ドルとなった。碧桂園服務の18日の終値は7.11ドルで、今年の最高値である22.539ドルから68.5%の下落。時価総額は累計で520億ドル減少し239億8300万ドルとなった。

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