特区政府公務員事務局の聶徳権・局長は6月5日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの調達計画について医薬品メーカーと相談し、すでにバイオNテックのワクチンの新たな一陣の供給を停止したことを明らかにした。同日の香港メディアによると、市民のワクチン接種意欲が低迷しているため、大量のワクチン在庫が期限を迎えようとしている。このためドイツから次の一陣の供給を取り消したが、聶局長はバイオNテックのワクチン供給を停止したわけではなく、一部ワクチンの供給を延期し、今後必要があればメーカーに供給を要求すると強調。ただしバイオNテックは特区政府の希望する時期に香港への供給を保証する訳ではないと指摘した。
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