2月14日はバレンタインデーで、多くの男性が女性に花を贈って気持ちを伝えている。同日の香港メディアによると、あるネットユーザーはSNSでビルの入り口に多くの花束が置かれている写真をアップした。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行が深刻化したため、デリバリー職員がオフィスビルに入って花束を届けることができないため、花束を入り口に置いていくしかなく、花の受取人が自分で贈られた花を探して持っていくことになっている。あるビルの入り口には10束以上の花束が置かれ、そばには1本のアルコール消毒ジェルが置かれている。入り口に多くの花束が供えられているような奇妙な光景はネット上で物議を醸し、「何かの追悼かと思った」「情人節(バレンタインデー)が清明節(墓参り日)になった」などと揶揄されている。

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