パリオリンピックが7月27日に開幕し、香港でもオリンピック観戦ブームが巻き起こり、多くのショッピングモール、レストラン、バーが大画面やテレビを使ってオリンピックを中継し、消費者を惹きつけて売上高の増加を狙っている。 28日付香港各紙によると、将軍澳のショッピングモールでは27日、「香港チームを応援する生中継パーティー」が開催され、江旻●や女子水泳チームなどの香港選手の演技が生中継された。多くの市民が香港代表選手のプラカードを持ち、「香港代表 I Support You」のハチマキなどの応援アイテムを身に着け、代表チームと香港代表選手を応援するために集まった。飲食業界の一部関係者は、一部のレストランの売上高が約25%増加したと推定。バー業界関係者の中には、オリンピック開催により業界の売上高が20%増加し、一部のバーの売り上げは30%増に達する可能性があるともみられている。また、ショッピングモールでのオリンピック観戦は雰囲気が良く、お金も使うという市民も多かった。
香港餐飲連業協会の黄家和・会長は、今年のオリンピック競技大会の多くの競技は夕方、あるいは深夜に放送されるため、多くのレストランが営業時間を延長し、オリンピック競技を放送することに前向きであると述べた。一部のレストランでは、香港に滞在してお金を使う人を呼び込むために、「2人連れは1人無料」というプロモーションも開始。一部のレストランでは売上高が25% 増加する可能性があると推定されている。同氏は、多くの茶餐庁が酒類販売免許を持っており、市民が最も消費する商品はビールであるため、オリンピックは茶餐庁にとって大きな助けとなると指摘した。レストラン業界全体のビジネスは20%拡大するとみている。【●=りっしんべんに惠】


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