香港海洋公園(オーシャンパーク)で飼育されているパンダに8月15日、双子の赤ちゃんが誕生した。香港各紙によると、2007年に香港にやって来たメスのパンダ、盈盈(インイン)とオスの楽楽(ラーラー=19歳)との間に8月15日午前2時過ぎ、龍鳳胎(男女の双子の意)が生まれた。今年3月に自然交配が確認されており、盈盈は約5カ月の妊娠期間を経て、自身の19歳の誕生日である8月16日の前日に出産した。香港でパンダが誕生するのはこれが初めて。盈盈は人間ならば57歳ぐらいに相当し、パンダの初産としては世界最高齢、今回の双子の出産には5時間余りかかったという。海洋公園のパンダは父親の楽楽の誕生日が8月8日、母親の盈盈が8月16日、そして双子が8月15日と、ファミリー全員が8月生まれだ。例年パンダの誕生月にはお祝いイベントが行われており、今後の赤ちゃんのすこやかな成長を祈りたい。海洋公園ではパンダ館のSNSを開設して赤ちゃんの画像や動画など最新の情報を発信している。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。