中央政府が香港に寄贈したジャイアントパンダ「安安(アンアン)」と「可可(ココ)」は12月初めに一般公開されて以来人気を集めており、香港海洋公園(オーシャンパーク)には1日平均で数千人が訪れている。22日付香港各紙によると、海洋公園の来園者数はクリスマス休暇中にピークに達すると予想されており、元宵節にはジャイアントパンダの双子を一般公開するなどで引き続き来園者を魅了する対策を打ち出すという。さらにイースター期間中はジャイアントパンダの間近での体験を再開する。
ジャイアントパンダが食べる笹の葉の一部は四川省産で、その70%は輸送コストを節約できる広東省産。現在、パークの商品の30~40%はジャイアントパンダに関連したもので約400アイテムに上る。将来的にはさまざまな請負業者と協力して時計、宝飾品、衣類、携帯電話ケースなどの商品発売も検討しており、政府の負担を軽減することが期待されている。また、来年のイースターにもジャイアントパンダの間近体験イベントを開催する予定だが、人手が必要で毎回あまり多くの来場者を受け入れられない可能性もある。

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