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香港―社会

パンチラスポット高リスク14カ所

関注婦女性暴力協会と油尖旺区議会婦女事務工作小組が盗撮被害が起きやすい「走光黒点(パンチラスポット)」について調査を実施、その結果を公表した。2月20日付香港各紙によると、昨年12月12~19日に女性9人が自ら尖沙咀、油麻地、旺角地区の公共の場所やショッピングモールなどの施設30カ所を訪れて考察し、盗撮リスクを5段階評価した。30カ所のうち14カ所が3ポイント以上で、最もリスクが高かったのは旺角のショッピングモールおよびオフィスビル「T.O.P」で、4・22ポイントだった。同所はエレベーターの近くが透明なガラス張りになっていて、女性の胸元やスカートの中が見えやすいという。次にリスクが高かったのが奥海城(オリンピアンシティー)で、尖沙咀の「海港城(ハーバーシティー)」、「The ONE」、油麻地の「現時点」、旺角の「朗豪坊(ランガムプレイス)」も3ポイントを超えた。同団体では、ショッピングモールの管理会社に透明なガラスにシートを張るなどの対策を取ることを提案しているほか、政府に対し盗撮罪に関する法律を早急に整備するよう求めている。パンチラスポットについては例年、民主建港協進連盟(民建連)婦女事務委員会が調査を行って結果を公表するなど警鐘を鳴らしており、盗撮被害は社会的に注視されている。

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