山頂纜車は3月5日、ピークトラムの6代目となる新車両が同日正式に路線を往復する運行試験を開始し、今年夏に運行を開始すると発表した。同日の香港メディアによると、6代目のピークトラムはスイスのメーカーが製造し、乗客定員は5代目の120人に比べ75%増の210人となる。車体はピークトラムのシンボルカラーといえる緑色で塗装し、3代目(1948~59年)と4代目(59~89年)に敬意を表した。6代目の車両はドアが広めとなっているほか、車内に段差がなく障害者が乗車するのに便利。さらにパノラマ型ガラス窓を設置し、乗客は香港のスカイラインを堪能できる。正式な運行開始時期と詳細については山頂纜車が適切な時期に発表する。

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