新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行前は中秋節の伝統行事として大坑と薄扶林村で舞火龍(ファイヤードラゴン)が毎年開催されていたが、昨今の新型コロナ感染者の増加に伴い、今年の中秋節シーズンのファイヤードラゴンイベントは政府の認可を得られず、3年連続で中止となることが分かった。8月27日の香港メディアによると、特区政府文化体育及旅遊局はメディアの問い合わせに答え、新型コロナが依然として続いている間は政府は大量の群衆が集まるイベントの開催は奨励しないため、薄扶林村中秋火龍盛会と大坑中秋舞火龍活動の申請を認められないと説明した。薄扶林村火龍は海洋公園(オーシャンパーク)と初めて提携し、園内の老大街に一体の火龍を展示することを決定。新型コロナ流行以来、初めて火龍が市民の前に姿を現すこととなり、疫病退散を祈願する。展示する火龍は現在製作中で、9月3日から国慶節(建国記念日)まで展示される予定だ。
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