香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―政治

フェイクニュースが青年を害する

就任したばかり特区政府警務処の蕭沢頤・処長は6月26日、メディアに会見した。27日付香港各紙によると、蕭処長は「国家の安全は重点の中の重点であり、就任後は国家の安全が第一の仕事」と指摘。過去2年には大量のフェイクニュースと偽情報が流され、すべての暴力デモは「うその共同体」で多くの若者に深刻な影響を与えたと非難した。蕭処長はある女性の若者が逮捕された際に警官にコンドームを差し出して強姦する際はコンドームを着けるよう要求したことを挙げ「どれだけフェイクニュースに毒されているかが分かる」と述べた。フェイクニュースには「MTR太子駅でデモ隊が殺された」「新屋嶺強姦事件」などが含まれているほか、多くの若者は逮捕された後に男性は殴られ、女性はわいせつまたは強姦されると思っていたと指摘。法律知識のある元立法会議員が「違法行為によって正義を達成する」「前科があることは人生をより精彩にする」「必要あれば暴力で問題を解決する」と言っていることは非常に卑劣と批判し、若者が罪を犯して投獄されれば一生に影響すると強調。「現在のところ法例にフェイクニュースの定義はないが、法例ができれば警察は果断に法を執行する」と述べた。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから