2月8日午前零時から中国本土から入境した者はすべて強制隔離となる措置が実施された。
同日の香港メディアによると、北京から香港に到着した香港航空のフライトはもともと午前零時以前に到着する予定だったが、フライトの遅延により午前1時に到着した。このため乗客らは強制隔離の第1陣対象者となってしまった。
フライト遅延によって強制隔離となったある乗客は「これは当然のこと。ウイルス流行が深刻であることは理解している。自身と他人の命を大前提として、周辺の人たちに影響を与えたくない」と述べた。今回は香港に仕事で来たが、香港に自宅があるため、隔離期間もネットを通じて仕事はできると説明した。
子供2人を連れた乗客も「政府のやり方に従う」と述べ、香港に仕事と自宅があることを明らかにした。香港に自宅のある者は在宅での隔離となり、当局が常に確認の連絡を取る。外出はできず、買い物などは同居人などに頼むことになる。

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