毎春の恒例イベントとなっていた「香港花卉展覧(香港フラワーショー)」が3月10日に開幕する。近年は新型コロナウイルスの影響を受けたため今回は3年ぶりの開催で、会期は3月19日まで。会場はコーズウェイベイのビクトリア公園、開放時間は9時から21時。入場料は一般14ドル、60歳以上のシニアおよび全日制の学生、4歳~14歳の児童、身障者とその付き添い人は7ドル。月曜から金曜は60歳以上のシニアおよび身障者とその付き添い人は半額になるという平日割引がある。
今年のテーマは「繡麗●放、幸福満載(Bliss in Bloom)」だ。テーマフラワーは中国語では繡球花と書く「アジサイ」で、香港や中国本土、外国の園芸機構が育てたさまざまな品種が鑑賞できる。今年参加するのは225機構で、展示されるアジサイは約40万株に上る。会期中は、学童のお絵かきコンテストや撮影大会、植物の展示コンテストのほか、花道のデモンストレーション、ワークショップなどさまざまなプログラムを予定。目玉と言えば、大きな立体アジサイがあしらわれた花の壁と花咲き乱れるチューリップの海だろう。また毎日19時30分から20時30分はライトアップやミュージックショーが楽しめる。場内で花の植木鉢や園芸品を販売するブースも設置されるという。詳細は公式サイト(hkflowershow.hk)で案内している。【●=糸へんに定】
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