昨年7月に開催予定だった香港書展(ブックフェア)が新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行によって度々延期されてきたが、ようやく開催が実現するもようだ。6月11日の香港メディアによると、ブックフェアは7月14~20日に湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで予定通り開催される。6月24日に詳細が発表される。香港貿易発展局(HKTDC)は670社の出展を見込み、主に地場の出版社が出展する。外国から香港に到着した出展者は政府の隔離検疫規定を満たせば出展が可能となる。ワクチン接種を強制する必要はなく、特定の時間内にウイルス検査を行えば参加できる。HKTDCの林建岳・主席は新型コロナ流行の下で来場者が多ければリスクが増すことから政府の規定に従って収容可能人数の75%までの入場制限を行うため、来場者は例年の60~70%にとどまると予想している。
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