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香港―社会

ヘロイン空輸、14歳の少年と少女逮捕

香港税関は先ごろ、航空便を使ったドラッグ密輸を摘発し、14歳と15歳の少年少女3人を逮捕した。2月1日付政府公報によると税関が1月22日に香港国際空港でタイから到着した航空貨物を検査したところ、申告されていた化粧品ではなくキックパッドが入っており、その中からヘロインとみられる粉末約1・5キログラムが見つかったという。税関が郵便物の捜査を進め容疑者が浮かび上がり、1月31日に観塘で14歳の少年と少女をドラッグ密輸容疑で逮捕した。その後、少年の自宅一室からはメタンフェタミン約3キログラムと包装用具も見つかり、押収された。同所にいた15歳の少年も逮捕された。当局では少年らがドラッグ密輸および売買にかかわっていたものと見ている。今回の押収ドラッグは合わせて末端価格約300万ドルに相当するという。香港では「危険薬物条例」によって危険薬物の販売、輸送は重罪となる。この条例に違反した場合、500万ドル以下の罰金または終身刑となる。当局ではドラッグに関する24時間ホットライン(2545ー6182)を設置、市民からの情報を求めている。

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