ペニンシュラホテルは先ごろ、職員の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種奨励スキームを打ち出した。6月10日付香港各紙によると、同ホテルではすでにワクチンを2回接種した職員に2日の有給休暇を与えると発表した。だが最近、内部通達で親会社の香港上海大酒店の運営総裁がワクチン接種を拒否する職員に対して失望と不満を表明。6月末までにワクチン接種率が70%に満たない場合、人員削減を含む厳しいコスト削減措置を実施する可能性を示唆した。

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