熱血公民メンバーの鄭錦満氏は9月12日、フェースブックでペニンシュラホテルの宿泊客がチェックアウトした後の荒れ放題となった客室の動画をアップした。同日の香港メディアによると、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行によってホテル業界が打撃を受けている中、多くのホテルでは優待サービスを打ち出して地元住民の宿泊客を呼び込んでいる。鄭氏がアップした動画では客室内は狼藉に遭ったかのように食べ物や空き瓶、ゴミが散乱し、床のカーペットやベッドの上のシーツ、テレビにまでソースかクリームなどが付いている。壁に張られた飾りからバースデーパーティーが行われていたことがうかがえる。鄭氏は「中国本土から来た宿泊客の仕業だというコメントを書き込む人がいるだろうが、これは地元客によるもの」と指摘した。動画はフェースブックやネット討論区で転載され、多くの人が宿泊客の衛生観念の欠如を批判している。
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