九龍倉酒店(ワーフホテルズ)のジェニファー・クローニン社長は、ホテル業界を復活させるために夜間の外食禁止を緩和し、隔離措置やボーダー閉鎖の戦略を見直すよう政府に提案した。2月8日の香港メディアによると、クローニン社長は飲食業界とホテル業界の失業率はそれぞれ13.8%と8.8%に達し、ワーフホテルズ、ペニンシュラホテルズ、ランガムホテルズ、シャリーズリラホテルズ傘下の多くの企業が数千人のスタッフを解雇せざるを得なくなったことを明らかにした。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第4波の発生時には、ホテル内のプールはもちろん、レストランで食事をすることすらできず、ステイケーションの魅力が薄れたと指摘。そのため政府はレストランの店内飲食時間を午後9時まで延長することを検討すべきだと提案し、スタッフの家計を助けながら一般の人々が家族と一緒に食事を楽しめるようにすることで、収縮しているステイケーション市場が再び勢いを取り戻すことを期待している。

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