株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントはこの度、2022年第1四半期の香港のホワイトカラー人材紹介市場の動向を発表した。新型コロナウイルス第5波の影響でインバウンドが凍結し、ソーシャルディスタンシングの強化が小売業に大きな影響を与えたが、中国、米国、EU、アジア市場向けの商品輸出額は2021年同期比9.3%増と成長を続けている。地域限定職の人員はほとんどの場合、リプレイスメント職として残っている。日系企業の採用活動は減少しており、求人数は2021年第4四半期比で30%減少した。銀行・金融業界では、第1四半期は外資系・中国系ブティック銀行のコーポレートバンカーに対する需要が旺盛で、市場は回復基調。契約社員の転職市場は、銀行・金融、デジタル・ハイテク部門が牽引しており、ジュニア開発者の需要は依然として高い状況である。この数カ月、31~40歳の年齢層で空前の人口流出が発生したため、テック企業は中堅層の候補者確保に乗り出した。深刻な人材不足に伴い、ハイテク企業の雇用主は候補者のスクリーニングに際してベンチマークレベルを下げ始めている。

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