特区政府衛生署衛生防護中心は9月13日、野生のキノコを食べた親子に食中毒の疑いがあると発表、市民に食物と衛生環境への注意を喚起した。同日付政府公報によると、体調不良を訴えているのは5歳の男児とその47歳の母親。2人は9月12日にホンハムの和黄公園の近くで自生していたキノコを採集し、家に持ち帰って調理して食べたという。2人とも食後1時間くらいして吐き気や嘔吐、下痢の症状が出たため、クイーン・エリザベス病院の救急医療室を受診。入院して治療を受けている。当局では野生のキノコは調理後も毒性が消えないことが多く、食中毒になりやすく危険だと指摘。キノコは信頼のおける商店で買うようにと注意を呼び掛けている。
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