香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
華南―経済

マイノリティー200人超が回郷証

「香港マカオ居住者の中国本土通行証(非中国人)」(通称:回郷証)は7月10日から正式に申請が開始されたが、一部のマイノリティー住民はまだ申請方法について不明な点があり、九龍城民政事務処は13日、申請方法についてのイベントを開催した。14日付香港各紙によると、パキスタン出身の九龍城区区議会議員の利哲宏氏と香港マイノリティーコミュニティーの召集人であるアレックス・エリス氏が支援に参加し、少なくとも200人余りが申請を提出した。

15歳のライバさんは、申請手続きについてオンラインで知ったが、あまりにも複雑だと感じたので、両親のアドバイスに従ってここに来たと語った。彼女は中国本土に行ったことはなく、回郷証を受け取ったら広東省に旅行しておいしい食べ物を味わってみたいという。サルキ・ランジャナさんはインスタグラムでこのイベントのことを知り、回郷証を受け取ったらもっと本土に旅行して中国文化を学びたいと語った。流暢な広東語を話すメイシャさんは、以前に紹興、深セン、上海に旅行したことがあり、とても良い経験をしたと語った。彼女は中国文化が好きで、中国語を学ぶために短いビデオを見たり、本土のポップミュージックを聴いたりすることが多いと述べ、回郷証取得後は本土のさまざまな都市の人々とコミュニケーションを図りたいと考えている。

利氏は、マイノリティーの利益を考慮し、マイノリティーが「一帯一路」と「第14次5カ年計画」に参加する便宜を図る政策を導入した中央政府と特区政府に感謝の意を表明した。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから