マカオで一家4人が新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に感染したことが確認された。8月3日の香港メディアによると、マカオ特区政府応変協調中心は同日、拡散増幅検査のゲノム配列分析を経て4人がデルタ変異種ウイルスに感染していることが分かったと発表した。当局は一家が居住していた連勝街の美連大厦を封鎖してウイルス検査を展開している。特区政府市政署は各住民に2日分の緊急食料セットを提供し、同時に主食として弁当を用意し住民の基本的な需要に対応すると述べた。多くのマカオ市民は同日午後から大小のスーパーや街市に食料の買いだめに向かい、米、即席めん、パン、ビスケット、缶詰、トイレットペーパー、サニタリー用品などの棚がほぼ空となった。会計に30分以上並んだり、米を買いそびれた市民もいた。
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