マカオで9月26日、全市民に対する新型コロナウイルス感染症(COVID―19)検査が2日目を迎えた。同日の香港メディアによると、マカオ特区政府衛生局は同日午後3時現在、計31万3950人のサンプルを採取し、うち16万147人は結果が出た。まだ陽性ケースは1件も確認されていない。同日午後4時までに42万人が検査を予約した。感染が確認された隔離ホテルの警備員2人は現在のところ隔離治療を受けており、容態は安定している。録画映像を調べた結果、2人は勤務中に隔離者に接触する際も含めてマスクの着用方法が不正確だったことが分かった。特区政府が即時予防状態を宣言した25日、スーパーや街市では行列ができ、多くの市民が麺、缶詰、野菜、米、トイレットペーパーなどの食品や日用品を買い漁った。マカオ市政署は防疫対策が生鮮食品の供給には影響ないと強調し、市民に食品を買いだめする必要はないと呼びかけた。
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