10月24日、横琴粤澳深度合作区のマカオ政務24時間セルフサービスセンターが横琴の「澳門新街坊」で正式にオープンした。同センターは、マカオ特別行政区政府と粤澳深度合作区執行委員会が共に構築されており、合作区で働き、学び、暮らし、成長するマカオ住民により便利な越境政務サービスを与えることを目指する。当センターにはマカオ特区政府の新型遠隔サービスカウンター、スマートキャビネット、セルフ認証機、受取り機などのセルフサービス設備が設置され、マカオ行政公職局、法務局、身分証明局、財政局、衛生局、交通事務局、市政署、治安警察局、文化局、社会工作局、退職基金会、社会保障基金の12部門で70近い業務が取り扱える。マカオ特別行政区では8番目、マカオ特別行政区外では初の政務サービスセンターである同センターの正式開業により、合作区の公共サービス体系とマカオの秩序ある連携が大いに促進される。
合作区執行委員会の呉子健副主任によると、合作区が成立して以来、商事登記「越境通弁、一地域二注」、香港とマカオのサービス専用窓口、マカオの「一世帯通」サービスの拡張、マカオ琴行政文書交換メカニズム、マカオ薬事サービス専用窓口など一連の革新的な突破を次々と打ち出してきた。合作区マカオ政務24時間セルフサービスセンターが正式に開始したことは、「横琴粤澳合作区建設全体案」を実行するための、もう一つの生き生きとした実践であり、重要な成果である。合作区は琴澳民生融合の推進に引続き力を入れ、徐々にマカオに近い居住生活環境を作り、住民の政務事務サービスために同城化体験を与えることで、合作区のマカオ住民への魅力を絶えず高め、横琴がマカオ住民の生活と就業の新故郷となるようにしていく。

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