マカオ返還25周年の記念式典が間もなく開催されるため、習近平・国家主席は12月18日から3日間、海南省三亜市からマカオに移動し、マカオ祖国復帰25周年式典と第6期マカオ特別行政区の発足式典に出席し、マカオ視察を行う。同日付香港各紙によると、李家超・行政長官は香港特区政府代表団を率いて19日から2日間マカオを訪問し、式典に出席する。ここ数日、マカオの通りや路地は新しい装飾で飾られ、警備が大幅に強化された。
CCTVニュースの報道によると、習主席は17日午後、三亜で海南省党委員会と省政府の活動報告を聞いた際、「3区1センター」建設の戦略的位置付けに焦点を当て、努力すべきと強調。中国共産党中央委員会政治局常務委員会委員兼中国共産党中央弁公庁主任の蔡奇氏、国務院副首相の何立峰氏、中央政策研究室主任の江金権氏も習主席に同行する可能性がある。5年前のマカオ返還20周年に、習主席はまず海南省三亜に現れ、初の国産空母「山東艦」の海軍への引き渡し・就役式に出席し、その翌日にマカオに向かった。習主席のマカオ訪問は国家主席就任以来3回目で、直近では2019年12月のマカオ返還20周年記念式典に出席した。

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