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香港―社会

マックでマスク注意されて店員殴る

マスクを着けずにマクドナルドに入店した顧客が注意した店員を殴って逮捕された。

7月16日の香港メディアによると、屯門山景邨商場のマクドナルドで14日午前3時ごろ、マスクをしていない1組の男女が入店して注文しようとしたところ、マネジャー(29歳)がマスクを着けるよう促したが拒否されたため注文を受け付けなかった。男はこれに不満を抱いで激高し、注文モニターを倒した後、カウンターの内側に入ってマネジャーを連続殴打した。男は床に倒れたマネジャーの頭を踏みつけた後、女性とともに軽トラックに乗って逃走した。通報を受けて警官が駆けつけ、マネジャーは病院に運ばれた。

警察は防犯カメラの映像から犯人を割り出し、14日夜に屯門富泰邨の住宅で軽トラックの持ち主(27歳)を逮捕。犯人の兄であることが判明し、事件当時、軽トラックは犯人の友人に貸していたと自供した。16日までに犯人と貨車を運転していた友人を逮捕した。警察側は「事件当時、マネジャーは顧客に丁寧にマスクをするよう促したのに暴力を受けた。市民が受け入れられることではない」とコメントした。

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