香港警察は黒社会(マフィア)の活動および資金源の一斉摘発を9月22日から実施し、9月24日までに計315人(15~87歳)を逮捕した。香港メディアによると、逮捕者の中には自称マフィア構成員や人身傷害、放火、偽札使用、危険薬物売買、賭場経営、売春強要、マネーロンダリング、密輸などの容疑者が含まれる。また今回の摘発では雀荘、バー、ナイトクラブ、ゲームセンター、サウナなどの娯楽場所428箇所にも捜査が及び、計299人が新型コロナウイルス防疫条例の違反で罰金通知を受けたという。一連の捜査で押収された物品は、クレーンゲーム27台、ギャンブルテーブル19卓、1・1キロの密輸冷凍肉、ケタミン約2100グラム、大麻約8500グラム。このほか、現金約46万ドル、約54万ドル相当のゲームチップ、約41万ドルの偽札も見つかった。
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