特区政府衛生防護中心は8月4日、域外から流入したマラリアによる死亡ケースを調査中と発表した。同日の香港メディアによると、最近、マラリアの流入ケースが増加しており、すべてアフリカからの入境者となっている。衛生防護中心は市民に蚊に対する警戒を高めるよう呼びかけている。衛生防護中心は7月1日~8月4日、域外から流入したマラリア感染者が30人に上り、すべて男性で年齢は25~57歳と発表。うち21人はアフリカ・ギニアから入境した。すべての患者は入境後に指定検疫ホテルで検疫を行っているが、うち52歳の患者が検疫期間に死亡した。他の29人は公立病院で治療を受け、10人はすでに退院、4人は集中治療室(ICU)に入院している。
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