香港では7月からこれまでにマラリア感染者の流入ケースが相次いでいる。8月6日の香港メディアによると、医院管理局は同日正午現在、公立病院で計58人のマラリア患者が入院、うち1人が危篤で集中治療室(ICU)で治療を受けており、ほかに2人が重体となっていると発表した。特区政府衛生防護中心伝染病処の張竹君・主任は、大部分の感染者はギニアから香港に入境したが、当局はまだギニアから香港へのフライト乗り入れを禁止するつもりはなく、マラリアが香港で伝播するリスクは低いと指摘した。患者の大部分は名前からみて中国人であり、一部は同一の企業から来ており、間もなく約200人が香港に到着するとみられている。
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