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香港―経済

マルチビザで深センの客が20%増

中央政府は昨年12月1日から、広東省深セン市で香港への観光客に対するマルチビザ政策を再開した。1月15日付香港各紙によると、今年の元日からは珠海市横琴粤港澳深度合作区からマカオへの観光客に対するマルチビザ政策が実施され、広州・珠海市では1週間1回ビザが実施された。これによって香港とマカオを訪れる中国本土からの観光客数は大幅に増加し、そのうち香港を訪れた深セン住民の数は104万人に達し、前年比22.3%増加した。統計によると、昨年12月以来、公安局出入境管理部門は観光目的で香港へのマルチビザを29万9000件発行しており、今年1月1日以降はマカオへの1週間1回ビザを5万9000件発行している。マカオへのマルチビザは6000件発行され、香港とマカオへの旅客数が大幅に増加した。

国家移民管理局の呂寧・報道官は、この政策の実施後、本土住民が香港やマカオを訪れて観光、買い物、消費を行うことがさらに容易になり、香港やマカオの経済社会発展が促進されるという重要な積極的意義を持つだろうと指摘。香港とマカオが国家全体の発展により良く融合するよう支援ると述べた。深センは香港観光に対するマルチビザ政策を再開し、香港への観光客数が大幅に増加した。統計によると、政策実施以来104万人の深セン住民が香港を旅行した。珠海市からマカオへ旅行する人の数は25万7000人に達し、前年比26.1%増加した。

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