ラオス情報文化観光省は欧州連合駐ラオス代表団と協力し、文化遺産の保護と観光促進を目的としたビエンチャン遺産線路を立ち上げた。プロジェクトはパトゥーサイ公園での式典で発表され、ラオスと外国の建築様式を展示する59の歴史的建造物が特集で紹介されて、豊かな歴史と魅力を反映した。観光客や住民を案内するため、線路沿いのインタラクティブマップ、ウェブサイト、電子パンフレットも含まれている。イベントは情報文化観光省大臣のスアネサヴァン・ヴィグナケット氏と欧州連合駐ラオス代表団臨時代理大使のニール・レオナルド氏が主催し、外交官やプロジェクトの協力相手たちが出席した。
イベントで講演した文化遺産局長のパカンサイ・シカンサイ氏は、ビエンチャン遺産線路は、シェン・ユン村のナム・プー公園を中心とした半径2キロ以内のユニークで貴重な歴史的建造物へのアクセスを提供することで、ビエンチャンの観光を促進することを目指していると述べた。これもまた、観光客がビエンチャンの他の文化的や歴史的観光地と共に、歴史的建造物を探索する機会と言われている。パカンサイ氏によると、このプロジェクトが歴史的建造物を国の遺産の一部として保全し保護することの重要性について、国民の意識を高めるモデルとなることが期待されている。また、これらの文化遺産を保護することは持続可能な開発と経済成長に貢献するとパカンサイ氏が強調した。
現在、持続可能な観光と保全活動を支援するため、線路のデータベース、地図、宣伝資料などのリソースは情報文化観光省に引き渡された。同時に、観光客がビエンチャン遺産線路に関する情報にアクセスしやすくするためのウェブサイトwww.vientianeheritage.comも開設された。
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