先日、ラオスと中国はビエンチャンにて、両軍の対テロ対策能力を強化するための合同軍事演習を行った。演習開始式には、ラオス国防副大臣のヴォンカム・ポンマコーン中将(Lieutenant General Vongkham Phommakone)、ラオスと中国の軍事要員と中国からのゲストが参加した。式典中、参加者はラオス・中国陸軍芸術団の演出を観賞した。演出は音楽を通じ、両国の伝統、文化、習慣とライフスタイルを反映したという。式典で演説を行ったラオス人民軍参謀副司令官のファンセン・ブンパン少将(Major General Phanseng Bounphanh)は、今回の演習の目的は両国、両軍、そして両国国民の友情と包括的協力を強化し、同盟の強さと安定性を高めることであると述べた。
合同演習はまた、軍事協力の強化・信頼の築き上げ・防衛分野での相互援助の増強を目的としている。少将によると、それ以外にも、今回の演習は、ラオス人民軍を全面的に増強することを通じ、軍隊の発展を強化し、近代的な計画を備えた革命軍になるという提案された方向へ前進させる重要な一歩であるという。訓練演習と共に、ラオスと中国の軍隊はさらに、友好と尊重の精神で政治統率、文化・芸術・文学・スポーツ共有や他の分野でも積極的に共に活動していると言われている。情報やコミュニケーションの共有を含む日常生活の共有は、両軍の将兵の間の相互理解を育み、両軍の関係と相互理解を深めたと、少将は述べた。

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