香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
アジアー政治

ラオス、日本人ボランティアを称賛

ラオス首相のソーンサイ・シーパンドーン氏は、技術力の育成を必要としている分野や日本とラオスの文化交流の促進において、JICAボランティアの支援が引き続き必要であると強調した。12月10日、ソーンサイ首相は、ラオス全国の地域社会の社会経済開発に積極的に貢献しているJICA青年海外協力隊員44名を温かく迎えた。首相官邸で行われた会合には、駐ラオス日本大使の小泉勉氏、国際協力機構(JICA)副理事長の廿枝幹雄氏、JICAラオス事務所所長の小林美弥子氏が出席した。これは2002年にプログラムが始まって以来、JICAボランティアによるラオス首相への22回目の年次表敬訪問であった。

ソーンサイ首相は、地域社会での献身的な活動に対して、JICAと日本のボランティアに心からの感謝の意を表し、ラオスの主要援助国の一つとして揺るぎない支援を続けている日本政府を称賛した。首相はまた、ラオスの持続可能な開発において、日本がラオスの優先政策に沿いた継続的かつ長期的な貢献に高評価を与えた。ボランティア活動は特にラオスの生き方を日本人に広め、ラオスへの観光と投資の増加を促進したと、首相が強調した。首相は彼らの努力を称賛し、ボランティア全員に引き続き地域社会の発展に貢献し、ラオスと日本の戦略的協力関係を更に強化するよう励ました。

廿枝幹雄氏は、JICAのミッションに対するラオス政府の継続的な支援に感謝し、ラオスの開発と二国間協力を促進するためのJICAの取り組みを再確認した。1965年以来、JICAは1094人のボランティアをラオスに派遣し、教育・保健・農業・林業・地域開発など幅広い分野に貢献してきた。来年、日本とラオスは、ラオスJICAボランティアプログラム60周年と両国外交関係樹立70周年という2つの重要なマイルストーンを共に祝う。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから