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アジア—経済

ラオス、経済特区開発に50億米ドル

ラオス・ボケオ県トンプン郡のゴールデン・トライアングル特別経済区(SEZ)の運営によると、インフラ開発と他の施設の建設に50億以上の米ドルを費やしてきた。これらの開発は、観光地やビジネスセンターとして機能する地域施設の近代化を目的としている。ゴールデン・トライアングル特別経済区管理委員会副委員長のカムサヴェン・ビライフォン氏は先ごろ記者団と会い、最新の開発状況を説明した。ゴールデン・トライアングル特別経済区は、ラオス政府と中国政府の合意に基づき、キングス・ローマンズ・グループ(ラオスではドク・ニエウ・カム;中国ではゴールデン・カポック)によって2007年に設立され、99 年間のリース契約のもとに面積3000ヘクタールをカバーしている。

現在までに、特別経済区の開発には約50億米ドルが投資されており、そのうち約30億米ドルはキングス・ローマンズ・グループによって提供されている。そのうちラオス政府はナムキン村とモム村を結ぶ46.6キロメートルの道路と、メコン川沿いの侵蝕を防ぐ堤防の建設に6500万米ドルを費やした。2007年以来、投資家や中小企業経営者らは、合計登録資本金14億米ドルを超える2459の事業所を特別経済区に設立し、その中には331の企業と2128の零細企業が含まれている。カムサヴェン氏は、特別経済区管理委員会が船着場・国際検問所・国際空港・学校・病院・公園・廃水処理場の建設に資金を提供し、広範囲にわたる近代農業計画を開始したと述べた。合計22軒のホテルが建設された以外、18ホールのゴルフコース、ショッピングセンター、その他の観光スポットや夜市も建設された。

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