ロシアから香港に資金が流入することが伝えられ、香港はロシア資金の避難所となるもようだ。6月18日付香港各紙によると、ロシアの証券ブローカーが20日から現地の投資家が香港株12銘柄を取引できるようにし、年末には取引可能な香港株を200銘柄、来年末には1000銘柄に増やすとロシアメディアで報じられた。だが香港取引所(HKEX)はこの報道に対し、目下のところロシアのサンクト・ペテルブルグ証券取引所との提携は行っていないと発表。おそらく同証券ブローカーが自身で販売するグローバルイシュアープロモーションプログラムの一部であるとの見方を示した。サンクト・ペテルブルグ証券取引所が発表したロシア投資家の取引可能な香港上場銘柄には騰訊(テンセント)、アリババ、美団、小米、京東、長和集団、長実集団などが含まれている。
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