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香港―社会

ワクチンで血栓などの割合は低い

香港医院薬剤師学会はこのほど、多くの国際的な研究報告を総合して新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの副作用について説明した。5月16日の香港メディアによると、香港で使用されているバイオNテックのワクチン、特区政府が使用を停止しているアストラゼネカのワクチン、香港への導入が予定されていないジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンはいずれも血栓症または血小板減少症を引き起こす可能性があると指摘されているが、その割合はわずか0. 0001~0.0004%で、世界保健機関(WHO)の定義では「非常にまれ」とされている。また、香港で一般的に使用されている様々な薬剤の副作用をリストアップしたところ、ワクチンによる血栓症または血小板減少症の発生率は、一般的に使用されている多くの薬剤よりもはるかに低いと指摘した。香港医院薬剤師学会は、個人や地域社会での感染を避けるために、早期にワクチンを接種し、慢性疾患がある場合には医師や薬剤師から早期に専門的なアドバイスを受け、適切な措置を取ることを呼びかけた。

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