香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

ワクチンの保護作用は1~2カ月後

特区政府の専門家顧問で香港大学医学院の梁卓偉・院長はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンの保護作用は接種後、少なくとも1~2カ月たってから発揮されることを明らかにした。2月22日付香港各紙によると、梁氏は「市民は新型コロナ流行状況が緩和したからといってワクチン接種を先送りすべきではない」と指摘。ワクチンの2回の接種は21~12週間の間隔を置くが、2回目の接種後に2週間たってから保護力が生まれるため、再び新型コロナ流行が激しくなってから接種したのでは間に合わないと説明した。副作用が現れるのは科興生物のワクチンが100万人に1人、バイオNテックのワクチンが100万人に4.7人であるため、香港市民の全員が接種したとしても深刻な副作用が現れるのは1けたに過ぎず、一般的なワクチンと同様と述べた。バイオNテックのワクチンに副作用発生の確率が高いのは添加剤に関連しているという。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから